カテゴリ:2017年3月



29日 3月 2017
先日成形した漆粘土。乾燥したようなので、研いで形を整えた後、生漆を塗りました。乾燥して少し白っぽくなったのですが、研いだらグレーになり、漆をぬったらまた黒にもどりました。同じ黒色だけど、成形時と違い、研いだせいか質感がちょっとだけつるっとしてる感じです。これから、まだまだ何回も塗重ねていきます。

27日 3月 2017
只今裏磐梯レイクリゾートにて、連日出張蒔絵体験を行っています。皿や椀、盆が大変人気です。 画像は、本日体験してくれた4月に新一年生になる男の子の作品です。今年の干支の「ニワトリ」がモチーフです。金粉を蒔いた状態なので、余分な粉がまだ付いてますが、とても上手に描けましたね!...

26日 3月 2017
注文品の「向日葵のペンダント」が完成しました。下絵から始めて約2週間、輪郭を描き、花びらを塗り・・・漆が乾いてから次の作業に入るので、思った以上に時間がかかりました。一番大変だったのは、花の中心部分。何度も塗り重ねて、やっと納得のいく仕上がりになりました。気に入ってくれると、良いな・・・。

25日 3月 2017
北塩原村役場1Fロビーに、「光のハーモニー」(P100号)が展示されております。 この作品は、工房のある裏磐梯の沼に陽光が射し、反射した刹那を表現しました。第46回日本現代工芸美術展(2007年)に出品した作品です。色漆を多用し、沈金の線彫りにて陽光を金箔・金粉使って表現しました。機会がございましたら、是非ご覧下さい。

22日 3月 2017
最近は、アクセサリー用の木地がなかなか手に入らなくなってきたので、漆粘土というものを使ってみることにしました。この漆粘土は、漆にパルプ等を混ぜ合わせたもので、自然に還るもので出来ているらしいです。最近は、合成樹脂を使ったものも出回っていますが、やはりそこは妥協せず、良い素材でなるべく安価でお客様に漆芸品を提供したいとの思いから、環境にも良さそうな漆粘土を使ってみることにしました。まずは手始めにペンダントトップを作ってみました。初めてにしては、思った以上にうまく成形できたように思います。この後、粘土が乾燥したら、漆を塗り絵付けをします。商品になるには、まだまだ時間がかかりますが、ブログで経過を度々報告したいと考えています。

20日 3月 2017
今日の裏磐梯は快晴です。心地良いを迎えました。 昨日工房を訪れたお客様に、塗箸に蒔絵を体験していただきました。とてもセンスが良いマイ箸が完成しました。体験していただき誠に有難うございました。

18日 3月 2017
裏磐梯でも、彼岸に入り春の訪れを感じるようになりました。 さて現在、来月東京都美術館で開催する『第56回日本現代工芸美術展』の出品作を制作してます。会期は、4月19日~24日までです。毎回のことながら、悪戦苦闘の制作ですが、少しでも質が向上するように心掛けてます。何とか搬入日に間に合いますように・・・。

17日 3月 2017
漆のアクセサリーができあがりました。ペンダントとブローチの2種類です。直径約5cmと大きめですが、木製なのでとても軽く、なんにでも合せやすい和モダンなデザインです。1つ1つ手描きなので、たくさんは作れませんが、少しずつ種類も増やしていきたいと思っています。工房にお立寄りの際は、ぜひご覧になって下さい。HPでも販売を開始しました。