福島空港の「青 龍」

1993年福島空港開港の折、私は会津漆器組合青年部会員でしたが、東の守護神である「青 龍」を、数名の会員と共に制作しました。「青 龍」は、金粉・金箔や螺鈿、色漆、乾漆粉などふんだんに使った豪華な作品です。当時私は最年少の23歳でしたので、先輩方の足を引っ張らないように、一生懸命に制作しました。

いつも制作は、夜の漆器組合の一室でしました。時々、漆器組合青年部の元会長さんが、お蕎麦を差し入れして下さり、とても美味しく、お心遣いが有難かったです。

「青 龍」は、空港ビル2階のほとんど日差しがあたらない奥の設置のためか、制作当時のように綺麗です。空港を訪れた際には、是非見ていただきたいです。